予備試験を地方で独学受験やってみた。そして受かった。

予備試験を、東京から遠く離れた地方で、予備校の答練を使用せずしました。

予備試験、論文試験の感触

予備試験、論文試験の感触についてサラリと記録しておこう、と思います。

 

憲法

すごく緊張した。

問題文の原告の主張に沿って、展開。

憲法はいつも通り。

(去年はB)

 

行政法

やはり出たか、今年は処分性。去年は処分性出なくて原告適格だったから今年は処分性だろう、と思っていました。

そして、裁量違反。

まずまず出来たと思う。(去年はB)

 

刑法

去年悪かったので、今年は細心の注意をはらった。

書くことがメチャクチャ多い。

最後のページの、最後の行まで行ってしまった。

1時間10分までかかる勢いで、かなり焦った。

普段のペースだと1時間で大体終わる計算だったので。

(去年はD)

 

刑事訴訟法

去年の大失敗があるので、今年は細心の注意をはらった。

今年は去年と、全く違って、すごく典型的。

捜査かぁ、と思って事情をたくさん拾って当てはめ。

(去年はF)

 

民法

第一問で、まさかの一般論?と思いつつ、最後に事案の事情も拾って両者で比較。

第二問は、典型的だったから、他の人に書き負けないように趣旨から規範を導き出し、当てはめ。

まずまずの出来だったと思う。

(去年はB)

 

会社法

「適否」を問う問題に、戸惑う受験生も多いのだろう。

私は、過去の司法試験で見たことあったので、またか、と思いつつ条文を探して(303条)検討。不当である、と結論。

第二問題は典型的。

利益相反行為(間接取引)を認定して、重過失あるから責任限定契約は、不適用。

そして、損害は、相場よりやや高い程度の額と月額300万円との差額。

なぜなら、緊急性からして高くなると考えられるから。

(去年はA)

 

 民事訴訟

見た瞬間、「共同訴訟についてかぁ、はぁ〜(ため息)」

過去問の周期からして、今年は平成26年に出た論点が出る感じがする、と思っていました。

この予想は去年の刑事訴訟法が平成25年の訴因の問題と同じ分野から出たことによります。

民事訴訟法は、そろそろ複雑訴訟出るかな、と思っていました。

分からないなりになんとか食らいつきました。

第二問題は参加的効力は、相手方当事者との間では生じないとして論述。

まさかの第3問が一番自信ある。

Yが、立場を変えて自分に都合の良い発言をし、責任逃れする危険があるから、併合分離は裁量違反、と。

(去年はA)

 

法律実務基礎

去年の反省をふまえて時間配分に気をつけた。

時間は大丈夫でした。

刑事は最後から2番目の問題が自信ない。

(去年はC)

 

全体的に、書く分量が多かった。

四ページ目の最後あたりまでいった答案が何通かあった。

そして全ての答案で、四ページまでいった。

去年、もっと書かなきゃいけなかったということだろうか。

まあ、何とか無事終わってホッとした。