先日、宝塚歌劇団のエリザベートを観劇
先日、以前から、見たかった、宝塚のエリザベートの観劇に行きました。
動画で、何度も、「最後のダンス」「闇が広がる」等、トートの歌を聴いて、自らも歌っていたので、劇中は、完全にトートと一緒に口ずさんでいました。もちろん心の中で、です。
珠城りょうさんのセクシーなダンスに魅せられました。
娘役の愛希れいかさんは、動画で見るよりも、声量、声域共に素晴らしく、圧巻でした。
あの華奢な体と、可憐な雰囲気を保ちつつ、見事です。
ルキーニ役の方は、思いの外存在感があり、見応えがありました。最初から最後まで、三枚目の側面を出しつつ、物語の説明をする、という難しい役割を見事に果たしていました。
台詞のない、脇役のダンスを踊る人たちも、粒ぞろいっといった感じで、これからの月組の舞台に期待が持てました。
皇帝陛下役の方、ルドルフ役の方は、役にすっぽりハマりすぎていて、人間という感じがしませんでした。
構成も、無駄がなく、見ていて息つく暇がありませんでした。
全体として、一体感がありました。観劇できて本当に良かったです。今でも、頭の中に、トートの歌が流れています。
そして、あの美しい姿も。
思えば、この半年間、観たい舞台がいくつもあったのに、全て諦めました。一年以上前までは、時折観劇に行っていましたが、その度に勉強がおろそかになるのを思い知って、今回は今年の試験が終わるまで行きませんでした。
梅田芸術劇場の、「モーツァルト」、宝塚歌劇団の「凱旋門」等、猛烈に観たい舞台は、結構あったのですが、観たい衝動にかられる度に、これと試験とどっちが大事なんだ、と自分に問いかけ、泣く泣く諦めました。
野球観戦も、今年は一切していません。
気になる試合は、いっぱいあったのですが......。
早くも、優勝が決まりそうです。
でも、不思議と、後悔はありません。役者さんや、野球選手の皆さん、それぞれが、それぞれのやるべき事に打ち込んでいるんだ、ということに思いをはせるだけで励まされます。これからも、その人たちに負けないように、しっかりと頑張ろうと思います。