予備試験を地方で独学受験やってみた。そして受かった。

予備試験を、東京から遠く離れた地方で、予備校の答練を使用せずしました。

口述試験 2日目 民事

口述試験の2日目は、午後、民事でした。

試験の順番は、まさかの一番。

最前列に並ばされて、パイプ椅子に座った瞬間から臨戦態勢に入りました。

隣に座っていた、男の子も持ってきた資料や六法を必死でめくっていました。

そのことはいっこうに構わないのだけれど、こっちの様子をうかがったり、心臓をバクバクさせるの、やめてくれない?、と思った。

こっちまで無駄に緊張してしまうじゃん。

お互いに一つの椅子を取り合う関係にもないんだし。状況を取り違えていない?、と。

しかも、私たちは、部屋が違うから同じ試験官にあたらないよ、と。

どちらかというと、同じ時間に試験を受ける者として、連帯意識が私はありました。

 

発射台では、少しマシになりました。

試験室まで、連れていかれて、皆が一斉にノックして、一斉にそれぞれの部屋から、チン、となるので、正直言って自分の部屋からの音なのか、分からない。

でも、そんな事には一切構わず、入室。

あれ、1日目の戦乱の残骸みたいな雰囲気が部屋に充満していない。

そうか、これが1番目、ということなのか。