予備試験口述試験について
先日、予備試験を受験された方は、一月の口述試験が、気になることと思います。
まだまだ先のように思えますが、この間、全く勉強をしないとなると、法律の知識や思考を回復させるのに、思いの外時間がかかってしまいます。
やはり今からしっかりと勉強をしておくのが良いと私は思います。
さらに、これはあまり受験業界で言われていないことなのですが、
口述試験の勉強で身につけたこと(つまり口述試験で問われること)は、その後の司法試験においてもかなり役に立ちます。私は、実際に刑事系の口述試験で問われたこと(構成要件の問題か、違法性の問題か、の区別)は、司法試験の刑法でも問われていた、という体験をしました。
おそらくこれからも、口述試験で問われることは、司法試験の論文式試験でも問われることになるでしょう。
私の過去の記事で、予備試験の口述試験についての詳しい心理描写、再現解答を記載しておりますので、どうぞご覧ください。
口述試験は、九割以上合格しますが、準備不足で行くと、何らかの後悔をする結果となることと思います。
しっかりと、準備していくのが肝要です。