予備試験を地方で独学受験やってみた。そして受かった。

予備試験を、東京から遠く離れた地方で、予備校の答練を使用せずしました。

司法試験ブログ、『八神』さんの記事を読んで

最近、司法試験ブログを読んでいます。

八神さんの記事は、司法試験に不合格となった経験のある人ならば、一度は共感する記事だと思います。

私は、予備試験に一度不合格となっていますが、その時は不幸のどん底で、この世の不幸を全て自分が背負っているかのような感覚に襲われました。

司法試験や予備試験に合格するか、しないのか、のボーダーラインの付近では、試験の実力的には、ほとんど変わりません。

しかしながら、合否によって、世間体が大きく異なることは否めません。

かねてかねてから思っていたことですが、このことは、残酷だなぁ、と思います。

 

八神さんは、二回目の法科大学院を既習コース全額免除で入学されていることから、相当程度、優秀であったと思われます。

さらに、ブログも継続しておられ、やると決めたことはやる人なのだろう、と予想できます。

こういう人が、いわゆる社会の底辺に甘んじることを余儀なくされる、現行の制度って何だかな、と思います。

難関試験受かるだけが、エリートではなく、また、絶対的に幸せになる人生でもないのにな、と最近では思っています。

一面的な価値観だけが、蔓延る社会は、誰しも生きることを窮屈にするし、文化や経済の発展も妨げるだろうな、と思いました。

 

 私も学生時代、とても優秀でありながら、司法試験に落ちて、法律家の道を断念してしまった人を知っています。現行の制度にも、課題がある、と思います。