予備試験を地方で独学受験やってみた。そして受かった。

予備試験を、東京から遠く離れた地方で、予備校の答練を使用せずしました。

大谷翔平選手、生観戦(対オリックスin京セラドーム6/26)

大谷選手in京セラドーム

6/12は本拠地札幌ドームで、阪神相手に圧巻のピッチング。

しかも、最速球も出し、一足早いオールスターをテレビで見た、という感じでした。

その次(6/19)はビジターで、中日相手にこれまた圧巻のピッチング。このときはオールスターというより投球内容を工夫し確実な勝ちにこだわった、という印象でした。

今度(6/26)はオリックス相手に、完投するのでは、という思いもあり、日ハムファンでも、オリックスファンでもないのに、京セラドームに観戦に行きました。

フィギュアスケートの観戦に行く動機と、似て非なるところがあります。

試合当日

長かったな、という印象です。

もっとも、十分勝ちに値する投球でした。

それでも、前回、前々回の圧倒的なピッチング内容からすると、もっとスパスパと切っていけそうなところを、単発のヒットや四球等を出し、ややまごついている感はぬぐえませんでした。

特に、2回(表裏)が終わるまで、のことです。

勝負玉が決まらなかった時などのリアクションは観客席からも見て取れ、個人的にはもっと淡々と投げて良いのではないか、と思ってしまいました。

しかし、この感想も、やや的外れであったということが後々の試合運びを見て、わかりました。

2回裏のオリックス攻撃時に1アウト1、3塁となったところで、1点入りそうだな(入ってもおそらく大谷選手は勝てる)、と思って見ていましたが、入りませんでした。

そしてその直後の日ハムの攻撃で、2、3塁 と今度は日ハム側のチャンスメークとなりました。

ここで私は、さっき大谷君もこういうピンチをしのいだのだから、淡々と投げて動揺が見られないディクソンならば最終的には抑えるだろう、と思ったのですが、それほど時間をおかずして(投手、打者ともに粘り無くして)、2塁打を放たれ、2点が追加されたのです。

ピンチを無失点(または最小失点)で凌げるか、そこが勝てる投手と負ける投手を分かつものなのだろうな、と思いました。

<会場の雰囲気>

大谷君の観戦ということで、試合内容以外にも気づいたことを書きたいと思います。

まず、投げている姿、ですが、一言で言うと「すごく初々しい」という印象でした。

テレビで見ると、そうでもない時もあるので、この日は特に、だったのかもしれません。

どこが初々しいか、というと説明が難しいのですが、審判、ボールボーイへの何気ない対応、投球練習する際にボールをキャッチするときの姿や表情、一つ一つが誠意があり、気合が入っており、そして感情の起伏が自然と出ているように見えました。

成熟していながら、若さがあふれ出ているようでした。

また、走塁もすばらしいの一言です。

一打席目の安打は、通常ならば(捕球された場所からして)内野ゴロになりそうなところ、ヒットになったのは、打球の威力が強かったことに加えて、足の早さが要因である、と思います。

その後のホームへの走塁においても言えることですが、一生懸命走っていることはもちろん伝わってくるのですが、どこか涼しげというか、無駄のない、合理性のある走り方、との印象をいだきました。

打席に立った際には、ある意味会場の雰囲気が変わりました。

私は一塁側下段にいたのですが、その周辺の観客、が携帯、スマホを取り出して撮影しだしたのです。

対岸(三塁側)でもいたる所でフラッシュの光が光っていました。

こういう光景以前にも見たことあるな、と思って考えていたら、2014年11月に京セラドームであった、対米オールスターチームの試合で、大谷君が中継ぎで投げた試合でした。

私も、この打席二枚目の写真を撮ろうと、携帯を構えると、次の瞬間まさかの三振でアウトに終わってしまいました。

ご本人も、カメラ撮影に気が散ってしまったのではないか、と思ったほどです。

ただ、そういう会場内の雰囲気も含めて、次の打席では修正してくるだろうな、と思いました。

点数的には余裕のある勝ちでしたが、おそらく、ご本人の中では反省点、修正点もあるのだろうな、と思いました。

要らぬピンチを招いて、抑えた姿が、2015/9/3の藤浪新太郎選手の投球(四球を出し、再三のピンチをまねきながら7回1失点の勝ち投手)と似ているな、と少し思いました。