予備試験を地方で独学受験やってみた。そして受かった。

予備試験を、東京から遠く離れた地方で、予備校の答練を使用せずしました。

加藤ゼミナールの薦め

今日から十月となりました。

75期司法修習生は、書類の提出を終え、一息ついているところでしょうか。

今回の記事で、改めて、何故自分が司法試験に合格できたのか、(加藤ゼミナールの)加藤先生の過去問分析講義がどのように役にたったのか、思うところを語りました。

 

一合格者として、司法試験受験生向けの予備校として、加藤ゼミナールをおすすめしたいと思います。

 

私は、前年度の司法試験論文式試験1500番台で不合格となった後、過去問を中心に勉強をしてきました。

 

一般的な司法試験予備校は、学習者向けの講座は、大抵、予備校の答練の解説をする、というものです。

しかしながら、本試験に向けた学習としては、過去問分析が最適である、と私は信じておりました。

実際に、予備試験の論文式試験口述試験も過去問分析が奏功しました。

 

そして、試験直前期となった五月、加藤喬先生の令和二年司法試験解説講義の存在を知りました。

一般的に、試験直前期は、新しいものに手を出すべきではない、と言われます。

ただ、司法試験対策として過去問分析が最適だと確信していた私は、加藤先生の解説講義が本試験の対策に直結すると思いました。

そこで、加藤先生の講義を購入し、動画で聴講しました。

 

内容は、期待を上回るものでした。

特に、『この程度書ければ、大体百番以内』、『ここまでは、ほとんどの受験生が書けないので、特に書けなくても問題ない』という旨の発言をしてくださったことが、とても励みになりました。

加藤先生は、YouTube動画で、本試験(令和三年司法試験)の解説を公開されていますが、その公開動画よりも、令和二年司法試験解説講義の方が、内容が濃いと私は感じました。有料の講義として、購入する価値はあったと私は思っております。

直前期に、本試験への方向性を確かなものにするという意味でも、加藤先生の講義を聴いて、本当に良かったと思っております。

 

余談ですが、私は加藤先生の当該講義を、本試験終了後、合格発表前に再度視聴し、自分の本試験における思考の方向性が間違っていないことを確信しました。

 

司法試験受験の勝因は、主に過去問分析にあると考えております。

特に、一通り司法試験の勉強を終えて本試験に臨んだにも関わらず不合格となってしまった方は、過去問分析が甘い可能性が高いので、加藤先生の過去問解説講義を受講されることをお勧めします。

 

 

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