プロ野球観戦に行って、たまに思うこと
6/26の試合でも思ったことなのですが、野球観戦をしていて点差がある程度(5点以上)あいた際の中盤以降、毎回思うことがあります。
それは、(特に順位が下位の)負けているチームはどういうモチベーションでプレイしているのかな、ということです。
勝っているチームは当然勝ちきろうと必死です。
しかし、点差をつけられて負けているチームは、果たして、勝つ気持ちをもてるのかな、と思うのです。
打席に立っている姿を見ても、勝つぞ、という闘志が伝わってこないときもあります。
そういう時、「あぁ、これはプロ野球だからなぁ」、と思うのです。
結構な年棒をもらっているのだから、(仕方なく)仕事として打席に立つしかない、という意識でプレイしているのではないか、と感じるのです。
極論すると、どうせ負けてもお金もらえるからイイや、みたいな心境なのでは、ということです。
勝敗で評価される厳しいスポーツの世界において、やる気が無いなどというのは言語道断であり、選手をそのように見ることも無礼なことだ、とは思うのですが、実際に生で観戦した私の、率直な感想です。
もちろん、実際に現場で観戦した試合の中で、そのように感じさせない試合もありました。
最近の試合での例外は、6/29のソフトバンク対ロッテの試合(inヤフオク)でした。(この試合は後で試合結果だけテレビで確認しました。)
8回表終了時点で5点差をつけてロッテが勝っているのですが、8回裏でソフトバンクが5点を入れ、延長戦に入り、ソフトバンクがさよなら勝ちをしたのです。
この試合は首位攻防戦でしたし、お互い、一歩も譲らず、という感じであったことは、想像に難くありません。
仕事だから当たり前のようにベストを尽くした、というのはもちろんありますが、勝てたら優勝できる、という意識が、そうさせるのだろうな、と思いました。
このことから、敗戦試合だからといって必ずしも、選手が途中で気持ちが切れるわけではないのだな、という結論に達しました。
そして、劣勢でも最後まで粘れるか、どこの球団だから、どの選手だから、ということに関係ない、と思うのです。
私の勘では、ひとえに現場の観客の応援や雰囲気が左右した結果なのではないか、と思うのです。
ということで、今後も現場での観戦の際は、くれぐれも選手の士気を下げないよう、注意したい、と思いました。