阪神、広島にまさかの逆転負け。藤浪晋太郎選手、8敗目。
阪神対広島の試合を、テレビで7回のイニングから見ました。
二点差あるから、あとは気を引き締めて守ったら阪神は勝てる、という状況下でした。
こういう時、勝っているから、と緩みすぎてもいけないし、完投してやろう、と高望みしてもいけません。
ただ、目の前の打者、一人一人を抑えることに集中しなければいけないと思います。
そんな中で、先頭打者を出塁させてしまいます。
その後も切れず、ノーアウト一、二塁。
そして明らかに送りバントの構えをした打者の、ピッチャーゴロを焦って拾うのに手間取ったばかりか、悪送球。
ここで一点献上。
その後も、ゴメスの悪送球等、悪い流れを断ち切れず、この回だけで四失点。
プロ野球は、厳しい勝負の世界だから、と見てる側としては思うことはあります。
しかし、今回の試合を見て、野球のプレーというのは、その人の生き方、勝負強さが出るな、と思いました。
これらの要素は人生のあらゆる場面において汎用性があると思います。
勝てそうな試合を、自らのミスで落とすような人は、野球以外の人生を歩んでいたとしても、
例えば会社員などをしていたとしても、その詰めの甘さから、
ことあるごとに、足をすくわれるのだろうな、と思いました。
やはり阪神の選手は金満(野球で勝てずも金で満足している人)なのでしょうか。
そうだとしたら、同じ人間として残念です。
金本監督が投手の交代(藤浪選手から島本選手へ)を告げた後の、監督の後ろ姿に、
失望がにじみ出ていたのを、私は忘れることができません。
また、こうして私みたいな門外漢がいろいろ批判したり、失望したりするのを、選手御本人は、気分悪く思ったりするかもしれません。
ただ、野球選手も仕事でプレーしている以上、仕事で結果を出して世間を納得させるしかないと思います。
容易に応援などできない、
厳しい状況です。