無礼な人間に対する、怒りの静め方
公共の場において、無礼な人間に対して、イラッとするときがたまにあります。
そういう時の対処法が、自分なりに分かってきました。
無礼な行為をした人間に対して、何でそんなことをするのだろう、と憤りを感じます。
かわいいで済まされる子供ならまだしも、中年を過ぎた大人の無礼はたちが悪いです。
ネチネチとした人間の卑小さを感じ、同じ人間としてなんとも言えない嫌な気分にさせられるのです。
しかしここで、生まれ、育ち共に人それぞれ違う事を頭に思い浮かべます。
そして、生まれや育ちが少なからず人格形成にかかわる事を考えると、
私が無礼だと思う人も含めていろいろな人がいるのも、
ある意味当然なのだという結論にいたります。
もし、私が彼ら、彼女らのような境遇に生きていたら、とてもじゃないけれど、現状の私が思うマナー等は身に付けられないだろうな、
と思うのです。
そのように考えていくと、私の中から怒りは消え、
もはや彼ら彼女らに対する憐れみの念しか残らないのです。