SMAP解散について思うこと
最近、スマップ(SMAP)の解散について思うことがあります。
私は、個人的には、スマスマ(SMAP×SMAP)の番組は好きなので、続いてほしかったのですが、
解散を望むメンバーの気持ちもわかる気がするのです。
あくまで、想像の域を超えませんが。
SMAPというグループとして、日本中で売れていて海外でも人気があるのだから、継続したほうが、メンバーにとっても
仕事上、好都合なのでは、と普通ならば思うところです。
しかし、メンバーも究極的には、生身の人間。
そう簡単には、割り切れないものがあるのでしょう。
それは、一言でいうと、メンバーのスマップ内での立ち位置にあります。
スマップは、最年長の中居君とキムタクの実力で、人気をけん引してきました。
そして、その他のメンバーも、スマップの構成員としての恩恵は当然受けるのですが、
グループ内での自身は常に、脇役、という意識があったのではないでしょうか。
それはまるで、超優良企業の一平社員のような感覚かもしれません。
そのような人が感じる悲哀は、想像に難くありません。
そして、人気アイドルとして、世に君臨し続けてきたメンバーも、もう40歳を超える頃です。
キムタク以外の人は、人気アイドルグループにいるから結婚したくてもできない、という思いがあるのではないかな、と思います。
そして、それが20代、30代の頃ならば、「まぁ、いつかは...」と我慢できたのが、40を過ぎて我慢の限界がきているのではないか、
と思います。
スマップが解散したから、他のメンバーが全員即結婚、という事態にはならない思いますが、アイドルの呪縛から解放され、精神的に自由な気持ちにはなれるのだ、
と思います。
スマップ(SMAP)というグループは世界に一つだけですが、大企業で飼い殺しにされているような人や、
世間的に見て優良な組織に属していながら日の目を見ていないと感じる人は、
相当数いるんじゃないかな、と思う今日この頃です。