予備試験を地方で独学受験やってみた。そして受かった。

予備試験を、東京から遠く離れた地方で、予備校の答練を使用せずしました。

予備試験 論文成績予想 wセミナーの中村先生の解説動画により。

発表から時間がたち、落ち着いて、かつ気合いをいれて勉強できる状況となりました。

そんな時、試験の結果よりも、成績を知りたいと思うようになり、解説講義をネット上でさがしました。

 

すると最高のものを見つけました。

wセミナーの中村先生の解説動画です。

かなりの早口ですが、一通り問題を解いて解答を作成している受験生にとってはちょうど良いです。

よくあんなに早く、かつ的確に話せるなぁ、とキャパシティに感動しています。

さて、先生の講義を一通り聴いて自己採点してみました。

 

中村先生の言う通りの採点評価だと、私の答案は結構余裕である、と思いました。

今まで以上に、勉強に気合が入りました。

ここで感じたのは、中村先生の考え方と私の現場での考え方及びそれに基づく答案が、似ていたということです。

しかも、それは他の合格者の再現答案とは異なるものでした。

具体的には下記の通りです。

 

憲法:損失補償の話を法令違憲の検討の中でしてもいい、ということ。

行政法:国賠の違法性検討のところで、社会通念上合理性を欠くという規範の検討のなかで、行政指導に従わないことを理由とする、処分の留保の話をする、としても良いこと

刑法 :実行行為中で実行の着手を検討すること。因果関係の箇所はサラッとで良いこと。犯人隠避罪よりも証拠偽造罪が優先すること。

民法:権利外観法理の第三者対抗要件の無過失を要する理由として110条を明記する必要は無いこと。本人の帰責性との調和から考える。

会社法:209条3項が指摘できなくても、内容がしっかり書けていればA答案は可能。

法律実務基礎科目:小問で3つ間違いまでは、不合格答案とならないこと。

 

以上です