「若きウェルテルの悩み」(byゲーテ)第二巻を途中まで読んで
若きウェルテルの悩みの第二巻を読んでいる最中ですが、あまりにも感銘をうけた記述があったので、記事を書くことにしました。
この作品は、恋愛の話だけにとどまらない、と思っていたのですが第二巻に入って特に思いました。
自分が常に最下位にいて、他人のことをすべて完璧であるかのように、勝手に理想化する、自分だけのことに集中していると、とてつもなく遠いところまでたどり着ける、
という記述はまさに私の思春期について表現しているではないか、と思いました。
この本には、恋愛という形の体験を通した、青年期のゲーテの感性、生き様そのものを味わえる、とつくづく思いました。