予備試験を地方で独学受験やってみた。そして受かった。

予備試験を、東京から遠く離れた地方で、予備校の答練を使用せずしました。

司法試験合格発表までのカウントダウン

今年も9月が、やってまいりました。

今年の司法試験を受験した方々は、一気に緊張感が高まっている時期ではないか、と思います。

彼ら、彼女らのバクバクしている心臓の音まで聞こえてくるようです。

かく言う私も、今年の短答式試験を受け終わった後、短答式試験の結果発表が近づくにつれて緊張感が高まっていました。

試験終了後は、通常の受験生は自己採点を即しますが、私はあまりの手応えの無さに、ショックで自己採点が出来ませんでした。気になった問題のみ、参考書や六法で調べて大体の成績を把握しました。これ以上はヤバイと思ったところで、自己採点という名の調べ物は、ストップしました。

ショックで自分がどうなってしまうか分からないという危険性を感じたので、とっさに自己防御の本能がはたらいたのだと思います。

短答式試験の結果発表も、怖くて、発表日当日、すぐには見られませんでした。

このような状態だったので、短答式試験に受かっていたことを確した時の安堵感は相当なものでした。しかし、すぐに、論文式試験へ向け、緊張感に身を包みました。

その後も、結構な時間、集中して勉強を継続しました。

 

その後、論文式試験を受けて、今に至ります。

論文式試験を受験後も予備校が出している参考答案や解説を見る気にはなれませんでした。短答式試験の時よりはマシですが、場合によってはショックで意気消沈して勉強が継続できなくなるかもしれないと感じたからです。

しかし、7月以降も勉強をストップしてしまっては、せっかく身につけた学習習慣を無駄にしかねないし、何より予備試験の先には司法試験があります。

そこで、自分の受けた論文式試験の答え合わせはしたくないけれど、勉強はしたいと思っている、という現状の自分に合わせた勉強として、司法試験の過去問学習をしました。

今まで何度も解いたはずの問題ですが、さすがは練りに練られた問題、噛めば噛むほど味が出る、といった感じで、とても良い学習材料となりました。

近年の過去問4年分と、今年の短答式試験を解き、答え合わせをしました。

今までは、どちらかと言うと知識のみ身につける、という勉強でしたが、時間的精神的に余裕ができたからか、何故こうなるのか、といった深いことまで考えられるようになりました。

この勉強をこれからも継続していきたいと思います。

ただ、今年の予備試験の論文式試験の結果も、おそらくリアルタイムでは確認する勇気ないだろうな、と思います。でも、一応、法律実務基礎の勉強は9月半ばには始める予定でいます。