予備試験を地方で独学受験やってみた。そして受かった。

予備試験を、東京から遠く離れた地方で、予備校の答練を使用せずしました。

山尾志桜里議員の不倫騒動に思うこと

民進党の若手ホープと言われる山尾志桜里議員が、年下の弁護士の男性との不倫疑惑によって離党しました。

私の第一印象としては「ショック」という感じです。

学歴もキャリアもあって、そして女性にとっては羨ましい容姿端麗ながら、最近はやりの不倫疑惑で失脚してしまうのか、と思ったのです。

それは、不倫などという反社会的行為は、エリートになりたくてなれなかった自称二流、三流の人間が、社会や特定の相手への嫌がらせとして、または憂さ晴らしとしてするものである、という偏見が私の中に僅かながら存在したからでしょう。

囲み取材で「男女の関係は、ありません」と答える山尾議員の目には涙が溜まっていたように見えました。

また、原稿をしっかりと読んでいる、といった印象が強く、お世辞にも自分の言葉で自分の考えを述べているようには見えませんでした。

相当な悔しさ、不甲斐なさを感じていたのかもしれません。

山尾議員のキャリアを見ると、勉強に関しては相当真剣に取り組んだことがうかがえますが、、勉強するために我慢したことを必死に取り戻そうという姿勢も感じずにはいられません。例えば、計上されたガソリン代が不自然に高かったことも秘書のせいにして、苦しい言い訳をしていました。その後は、党内の要職には就かず、しばらく雲隠れをしていたように見えました。党の意向としてもその方が都合が良かったことは想像に難くありません。

そして今回、ほとぼりが冷めた頃を見はからって威勢良く表舞台に出てくる予定だったのでしょう。

しかし、自分のしたことは、どこかで誰かが見ているものです。特に、それが後ろめたいものであれば、なおさらです。週刊誌の写真で、男性の運転する車の助手席に乗る山尾議員は「してやったり」という表情で少女のように笑っていました。

正直、その表情は「ヘドが出そうなくらい気持ち悪かった」です。

いろいろ思いました。結婚相手の男性では満足できなかったのかな、とか。

お世話になった若い男性に恩義を感じて義理の付き合いを断りきれなかったのかな、とか。

また、女性である山尾議員の心境に思いを馳せると、男性の多い政界という職場で、生きづらさも感じていたのではないか、という疑問も湧いてきました。同じ党の議員であっても分かり合える関係に至ることのできる同僚は、欲望渦巻く政界では少ないことは想像に難くありません。

そんな世界で山尾議員は必死に凛として生きようともがいていたのではないでしょうか。周囲の男性議員が、いわゆる「なあなあ」で上手くやってのけ出世するのを見て、悔しい、自分も人と分かりあいたい、と思ったのかもしれません。そして仕事仲間として「良い関係」になれる年下の男性弁護士に、夢中になったのかもしれません。何せ、幹事長に内定した日にも、旦那とではなく某男性弁護士と会っていたということですから。

それにしても、囲み取材の時の山尾議員を見て、人間の顔は状況によってこうも変わるものか、と思いました。

当初、若々しくで美人であった山尾議員の顔は、老け込み、鼻の穴は膨らみ、見るに耐えないものになっていました。何であんなに鼻の穴膨らむんだろう、と不思議に思ったくらいです。おそらく内面の悲壮感が出ていたのでしょう。

その顔は、50歳を超えた、キャスターの安藤優子さんに、似ていました。

 

今までの山尾議員の、女性の味方であるかのような発言も全てリップサービスだったのでしょうか。

女性を味方につける発言を餌にして、地位も名誉もお金も手に入れて、ついでに若い男も手に入れてしてやったり、などという状況であったのであれば、残念でなりません。

これから、責任感の強い山尾議員は、どうするのでしょうか。辞任もするのでしょうか。

この騒動について、旦那さんや子供さんはどう思っているのでしょうか。